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【2024/11/15 13:45 】 |
筆の寿命
春のお彼岸の中日にむけて卒塔婆を書いていると、突然文字がかすれはじめ墨汁をつけたしても変わらなくなった(;´・ω・)

一度洗って見てみる



むう・・・やはり中心の方の毛がほぼ抜け落ちてスカスカだ。
これじゃ墨汁をふくまないよな・・・とうとう寿命が来たか・・・
仕方がない新たな筆を先代の残した箱から探すか(~_~;)

そんなわけで奥から桐箱を出し探し始める。



さーて、手になじみやすい筆はっと・・・



クジャクの羽?
いったいどんな線が出せるんだろう。
いや、今はこれじゃない。



おお・・・触り心地がいい♪
でも今は必要なし。



陶器のタイプか・・・
重すぎて手が疲れそうだな・・・



これは・・・竹の先端を細かく裂いて筆にしたものだ。
使った跡がみられるが・・・あ、いや、あとあと(汗)



こっちは藁だな。

箱の奥底まで調べるが目的を満たせるような筆は無し(´・ω・`)
ソッと蓋をする。

ここで迷っていても間に合わないので前橋の中心にある「大気堂(http://www.m-taikido.co.jp/)」へ駆け込む。

傷んだ筆を持っていき、比較しながら手に取って選んでいると店員が声をかけてくれました。
そこで詳細を告げますと
店員:「ああ、主に漢字で対象は木に書くんですね?それでしたら馬の毛が良いですね。いま手にもっている筆はイタチの毛100%ですから柔らかすぎて木だと浮いてかすれてしまいますね。こちらが良いですよ。」

選んでいただいたのがこちら



穂の太さもほぼ同じ(左)。



穂の長さが違うように見えますが、ながーく使っていればいずれ右と同じになります。

書き心地ですか?
前と同じです(^v^)
墨汁の保有率が上がったので一回硯につければ結構な文字数が書けますので効率も良くなりました。

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【2015/03/20 23:10 】 | ひとりごと | 有り難いご意見(0)
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